自分の為のメモ。
自分がここまできた経緯を記録。
初心を忘れないように、次の段階へ進むために記す。
ここに書いてあることに対して、一切責任はとれません。
感銘を受けたサイト紹介。
「トランペット吹きの休日」
管理人 藤井 完氏。
私が神と崇める藤井氏のサイト。
全てはここが原点。私の人生を変えた。
このサイトが無ければ、自分は(今も下手だが)、
本当に欠片も上手くなれなかったであろう。
「センス」「素質」のある人を羨ましく思い、「向かない」「先天的大きなハンデ」を
背負った自分に絶望するだけだったであろう。
絶望しながらも何とかその中でかすかな光明が見出せたのは、
全て藤井氏のおかげと言っても過言ではありません。
「Trombone Homepage of Japan」
管理人 亀谷彰一氏
「Blaeserzimmer」
管理人 小原裕樹氏
最も重要なこと。
どんな時でも、息を吐くとき、
とりあえずこれらだけはチェックしなければならない。
1.息を回す。
常に回す。豊かに回す。
全身と喉の「状態」が全てを決める。
スピードや力は結果として後からついてくる。
2.母音は後ろ。
常に意識をする。ノータンギングでも同じ。
常に後ろの母音は響きつづける。
3.息の流れがツボに当たって響く。
音域によって、楽に綺麗に響くポイントがある。
胸声区では鎖骨の間のくぼみ。
中声区では鼻骨。
頭声区は眉間。
叫び声が声帯に負担をかけずに出せる。
上手い人をみていると、自然に切り替えているようだ。
もうひとつのポイント。
首の後ろの大きな骨に響かすことは後ろを開くことにつながる。
結果大いに自由になる。
体は常にリラックス、自然に力を抜いた状態が求められる。
自分は「ため息をついた状態。ため息をつきながら息を吐く。」
という方法が効果的だった。
必要な力も抜けてしまう可能性があるが、
一度力を抜いた状態を知らないと、必要な力にも気づくことができない。
何が必要で何が要らないのか。
それに自分で気づくためにはしっかりした思考とたゆまぬ鍛錬が必要。
何も考えないでできる人も多いけど。
イメージの統合。
喉仏の下あたりから息は出発する。←必ずしもそうとは限らない。
寧ろ自由であることが求められる。
息は体の前を弧を描いていったん下に流れ、
鎖骨のあたりを回って背面へと流れる。
前よりもやや大きな弧を描いて、息は後ろを上へと流れる。
坪の高さまで緩やかな曲線を描き、同じ高さまできたら、
大きなカーブを描いて、上から下へ、ツボにあたり響く。
実際の息の流れは常に首の後ろの骨を経由する。
舌から流れ出すのではない。
しかし舌の上を流れる。
首の後ろの骨をしっかり経由した豊かな息が、
音程の上っ面でなく、真中をしっかりと狙う。
首の後ろの大きな骨をしっかり経由することが、
後ろを開くことにつながる。
息の吸い方。
上記を実践する為の準備。
吸えないと吐けない。
母音は「o(おー)」で吸うのが楽?
息を吸う音が小さいから、声帯も良く開いている気がする。
鎖骨の間を勢い良く流れ込んだ息が、いったん首の後ろまで進む。
そこで流れを曲げ、腰骨のやや上辺りまで降りる。
いったん首の後ろで背負い込むイメージも良いかもしれない。
吸った後は、しっかりと腰骨の上におろす。
この時、ドーム型(上に凸)の横隔膜はそのままの形で、
横隔膜の下についた筋肉に引っ張られる。
横隔膜は息の圧力で押しおろすのではない。
むしろ横隔膜下の筋肉が、
首の後ろ(背中)に背負った息を横隔膜ごと下へと引っ張る。
結果その状態で息を止めると、下腹(へその下辺り)がやや凹む。
この状態が全ての出発点である。
逆に息を止めた状態でへその上は膨らむ。
息を吐いてもこのふくらみは凹まない。
下腹は凹む。
「下腹で支える」という表現が、具体化する。
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